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カテゴリ:vision( 4 )

道を、さがす。

ひと月のうちに 別々の3人から「和魂洋才」という言葉をいただくことがあった。

Three is a magic number.

「3」は不思議な数である。
それまで気に留めなかった言葉が 3度も繰り返し語られると
これは何かのメッセージかと思う。

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ずっと 日本の私がジュエリーをつくることについて考えていた。
京都の感性とフィレンツェの彫り。

これまで制作してきたのは 技術的にも 装いの文化も 西洋由来のもの。
だけど、表現の根もとはそこではなくて。いかに この国の美意識に馴染むような装身具をつくるか。

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あるお客様から

「あなたはいい意味で古風ね」

と言っていただくことがあった。

そうかもしれない。

どちらかというと、もっと新しいもの、もっと新しい表現を貪欲に目指すより、
長く慣れ親しまれてきたものを 丁寧に いまの気分に合うように つくりかえていくことに興味がある。

「だから居心地がいいのだと思う」

その感覚を大切に、日々精進していきたいと思います。




Yukio NAKAMURA

*写真は2011年、シチリア州カターニア(イタリア)にて



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by lineadotto | 2016-07-12 02:14 | vision

- vison:歴史への好奇心

ジュエリー制作を仕事としていて、
大学では歴史学専攻、ということに興味を持っていただけることがあります。

歴史を学ぶことは、
装うという文化や、
作るという行為など、
ひとの営みに関する好奇心を残しました。

また、古いジュエリーを知ることは、
当時の嗜好や貴いものに触れられるようで、
こういった類いの本は、いつまで眺めていても飽きません。

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ちなみに専攻は西洋史、近代イギリスの社会について。

勝手な解釈ですが、工業化以降というのは、創造することが職能と新しいバランスを築きはじめた時代なのではないかと思います。
いまの暮らしにとって、遡ることができるぎりぎりのラインのような気がしています。

街とひと、仕事とライフスタイル、
そういった環境と自分との、関係の築き方—。


ありがたいことに、
思考のステージとしていろいろな場所へ連れて行ってくれる方々がいて、
そんな出会いのなかで、日々、多くを学ばせていただいています。

今日も刺激をたくさん受けて、ますます面白い一日に感謝。


YUKIKO NAKAMURA
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by lineadotto | 2014-05-10 17:42 | vision

- vision:同じシステムがはたらくこと

とくに意図して配置したわけではないのですが、

ふと気づくと、
なんだか似た構図が並んでいるのに目が留まりました。

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ちょっと面白いな......と、しばらく眺めているうちに、
これって、私のとらえようとするヴィジョンの具体的な例えかもしれないと、
突如、思い至りました。

目に見えるものを裏付けている、連続性のあるシステム。

それは場所やスケールを変えてあらわれて、
「小さな円をつないで大きな円(ネックレス)をつくる」とだけ計画してできたものが、
天体の運動や、植物の群生や、生物の骨格に見えてきたりするのかもしれません。


YUKIKO NAKAMURA
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by lineadotto | 2014-04-23 11:42 | vision

- vision:ブランド名と、目指すもの。

Linea d'ottoリネアドットは、
「8の字のライン」を意味するイタリア語の造語です。

8、フィギュア・エイト、インフィニート。

リネアドットは、「2つの円(=世界)をつなぐこと」を理念に、
ジュエリーのデザインと制作をしています。


わたしたちの住む世界はひとつですが、
それをまなざそうとするとき、
右と左があるように、
前と後ろがあるように、
そこには、いくつものベクトルが働くことに気づかされます。

例えば、自然界の美しさをとらえようとするとき、
一方では絵画や彫刻、
詩や言葉を用いて、
そのものの「あらわれ」を愛でること、
もう一方では観察や測量、
仮定と実証という手段によって、
その「なりたち」を知ろうとすることに、
分けられるように思います。


リネアドットでは、
それら2つのヴィジョンで、
ジュエリーの装いを通して、
探究心ある女性のエレガンスを追求することを試みます。


Linea d'otto
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by lineadotto | 2014-04-15 14:20 | vision