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シルバー×ゴールドのパートナーリング

シルバーとゴールド、
ふたつのリングの一部を入れ替えたような
ペアのパートナーリングのオーダーメイド。

仕上がった姿はシンプルで、シャープなのにやわらかくて、
制作させていただいた私も、とっても好みなリングになりました。

全く同じデザインもいいけれど、
もう一方を思い出すような、こういうセットも素敵ですね。

女性のほうには、
サプライズでピンクゴールドの細身のリングもプラスして。

ご依頼主様の、静かな優しさを感じました。

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ご縁をいただき、ありがとうございます。

Yukio NAKAMURA




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# by lineadotto | 2016-08-30 21:57 | ジュエリー

黒蝶真珠のピンブローチ

お客様のお手持ちの真珠を使って、
胸元を飾るピンブローチをお仕立ていたしました。

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こちらの真珠は沖縄旅行の記念にお買い求めなさったのだとか。
お話を聞いて、この真珠の照りに、南のほうの穏やかな夜の海の姿が重なるように見えてきました。

やわらかな風が凪ぐ、さざなみを、ちらちらと輝く、月の光を。


真珠と夜の月は、古くから関連づけて考えられていたと聞いています。
かつて中国には、月の光が貝に宿って真珠になる、という言い伝えがあり、
また古代ローマでも、夜に露を受けて真珠ができると信じられていたそうです。


そんな連想も加わって、
真珠をのせるシルバーは、くぼみに雫のような光の溜まりをつくり、ニュアンスのある手彫りの輝きでふちどって、水に映る細やかな反射を表現。
それとバランスをとるようにシャープな三日月をあしらい、全体に彫りを入れてエレガントに仕上げました。


上弦の月と、黒真珠。
月の雫のように神秘的なイメージで、鋭く、優しく。
その横顔まで美しくあるように。


Yukio NAKAMURA






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# by lineadotto | 2016-07-21 23:58 | ジュエリー

道を、さがす。

ひと月のうちに 別々の3人から「和魂洋才」という言葉をいただくことがあった。

Three is a magic number.

「3」は不思議な数である。
それまで気に留めなかった言葉が 3度も繰り返し語られると
これは何かのメッセージかと思う。

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ずっと 日本の私がジュエリーをつくることについて考えていた。
京都の感性とフィレンツェの彫り。

これまで制作してきたのは 技術的にも 装いの文化も 西洋由来のもの。
だけど、表現の根もとはそこではなくて。いかに この国の美意識に馴染むような装身具をつくるか。

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あるお客様から

「あなたはいい意味で古風ね」

と言っていただくことがあった。

そうかもしれない。

どちらかというと、もっと新しいもの、もっと新しい表現を貪欲に目指すより、
長く慣れ親しまれてきたものを 丁寧に いまの気分に合うように つくりかえていくことに興味がある。

「だから居心地がいいのだと思う」

その感覚を大切に、日々精進していきたいと思います。




Yukio NAKAMURA

*写真は2011年、シチリア州カターニア(イタリア)にて



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# by lineadotto | 2016-07-12 02:14 | vision